続けさせる覚悟できてますか?


各ジャンルのおけいこごとについて事情を理解できる一冊です

子どもが何に向いているのか…

私も我が子に何かしらの才能があればと、願ってはいますが、それを見つけるには幼児期では判断できないらしいです

10代までわからないと。

習いごとの低年齢化が進み、親にも悩みが増えてきたような気がします

かと言って、みんながプロになれるわけではないですよね

この本を読んで強く思ったのは、習いごとは人生を豊かにするためのものだということ

実際私は年中からピアノを続けてきましたが、30代になった今、ピアノのおかげで毎日が充実していることを感じます

生徒たちと音楽をすることができ、ピアノをお客さんに聞いて喜んでもらえることができ

我が子と生活の中で普通に音楽と触れあえることができる。

泣きながらピアノを弾いていたのも今では楽しい思い出です(^_^;)


この本のピアノの章

保護者が習わせたいものとして人気が高く、幼児期から早く始めるが、やめてしまう子が多い。

と書かれています

その理由気になりませんか??

ひとことでまとめると…

「家庭でのフォローができてますか?」


ピアノのレッスンに来てくれた時はもちろん私がしっかり指導しますが、それも週に1回

それだけで上達は見込めませんよね

お家での練習の声かけ、家族みんなで楽しもうという姿勢、そういったことが蓄積されて自主的に練習する力がついたり

自ら楽しめる、音楽的自立が望めるのではないかなぁと思います

ピアノは難しいものですから、人によっては辛いものに感じると思います

講師の私がフォローするだけではきっと足りないんですよね

今一度、お家でのピアノをする環境を考えなければいけないかなと感じ、習いごとにふり回されないように

気をつけなければと気づいだ良書でした。